コントロールカラーとは
コントロールカラーは肌の赤みやくすみ、目元の青いくまなどの肌の色のお悩みに対し、補色によって肌の色を均一に整えてくれるコスメアイテムです。悩みの色と反対側の色で打ち消すことによって、お肌の悩みをカバーし目立ちにくくしてくれます。
化粧下地は肌のキメを整えてファンデーションを仕がりやすくするもの、コンシーラーはニキビ跡や赤みの部分的な悩みをカバーするもの、それに対してコントロールカラーは肌の色の悩みに特化しているアイテムで、顔全体的にも部分的にも使うことが出来ます。
最近ではカラーコントロールの機能をあわせ持った化粧下地が定番になってきたり、ピンポイントに使えるスティックタイプの商品が出てきたり、 さまざまな種類があります。
コントロールカラーの選びかた
コントロールカラーはその商品性もさまざまですが、色のバリエーションももちろん多くあります。色によって効果が異なりますので、自分のなりたい肌やその日のお肌のコンディション、肌のお悩みに合わせた色を選ぶようにしてください。ここで代表的なカラーとその効果をご紹介します。カラーごとのオススメ商品も合わせてチェックしてみてください。
ピンク
ピンクには血色感をプラスして健康的なお肌に見せる、自然なトーンアップ効果があります。貧血気味な日や体調が悪く見えてしまいそうな日、色白の方で顔が青白くなりがちな方にはぴったりなカラーです。部分使いで、頬のあたりにチークの下地として塗ると、可愛らしい柔らかな雰囲気になるので、デートの際にもオススメです。
肌の赤みが気になる方や、肌の色が暗めな方は、赤みが目立ってしまったり、腫れぼったくなりがちなので注意が必要です。
★MAC ストロボクリーム【ピンクライト】 税込4,950円
オレンジ
オレンジは青っぽいクマやたるみによる影やくすみに効果的です。影を薄めて肌の表面をなめらかに見せてくれるので、ほうれい線もしっかりカバーします。オレンジは肌馴染みしやすいので、ナチュラルに若々しい健康的な肌に見せてくれます。
ピンク同様、オレンジは肌トラブルのある方、赤くなりやすい方は赤みを強調しやすいです。たるみやくすみ、気になる部分をピンポイントで適量使用するのがポイントです。
★コフレドール カラースキンプライマーUV【04 ヘルシー】税込3,080円
イエロー
黄色人種と言われる日本人に一番なじみやすく相性がいいカラーは、ずばりイエローです。肌の色むらや全体のくすみ、シミそばかすをしっかりカバーし、肌を明るく健康的に見せることが出来ます。
コントロールカラー初心者の方でどのカラーがいいか悩んだときは、まずイエローから試してみてください。
★IPSA コントロールベイス【イエロー】税込3,080円
グリーン
グリーンは赤みを抑える効果の高いカラーです。そのため、顔の赤みや赤ニキビ、ニキビ跡が気になる頬や鼻まわりに部分使いがオススメです。赤ら顔が気になる方は顔全体に薄く使うと、赤みをカバーしてくれるだけでなく、透明感もUPしてくれます。
色白の方、厚塗りなどの使いすぎは顔を青白くしてしまう可能性が高いので、注意しましょう。
★RMK ベーシックコントロールカラーN【03 グリーン】税込3,850円
ブルー
黄ぐすみが気になる方はブルーのコントロールカラーがオススメです。顔全体に中心から外側に向けて広めに重ねることで、黄色味を抑えて透明感を出すことが出来ます。色白に見せたい方にはピッタリで、青みのあるリップやチークもしっかり映えます。
グリーン同様、血色がよくない方が使用すると、顔色が青白くなってしまうので向いていません。また、目の下のクマが気になるときには、その部分に使用すると青みを強調することになってしまうので注意が必要です。
★WHOMEE コントロールカラーベース【ブルー】税込1,980円
★DIOR フィックスイットカラー【N1 ブルー】税込4,620円
パープル
パープルは、透明感を引き出すことができるとともに、女性らしいエレガンスな印象とツヤ感を出せるので、パーティーなど華やかな場面にもピッタリです。黄くすみが気になる方にも、肌を均一化させて色白に見せることが出来ます。ピンクの血色感とブルーの透明感をあわせ持ったいいとこ取りなカラーなので、白浮きしにくくトーンアップする効果が抜群です。
★エチュードハウス エニークッションコレクター【ラベンダー】税込1,980円
★資生堂インテグレート エアフィールメーカー【ラベンダーカラー】税込990円
コントロールカラーの使いかた
①スキンケア
コントロールカラーを全体的に使うのか、部分的に使用するのかによって使用量やタイミングが違います。ですが、まず基本的なスキンケアでしっかり保湿をするということは共通です。ベースメイクの持ちやノリが変わってきます。
②顔の全体に使う場合
コントロールカラーを顔全体に使う場合、手のひらや甲にパール一粒分が適量です。下地機能がついていないコントロールカラーの場合は化粧下地や日焼け止めを塗った後に、下地機能がついているものはそのまま化粧下地として使用します。
コントロールカラーを指につけ、頬、鼻先、おでこ、顎と点置きにして、そこから全体に伸ばしていきます。
③部分的に使う場合
ピンポイントでコントロールカラーを使う場合には、パール一粒分の半分の量が適量です。気になる部分に指で点置きし、なじませるように使います。
コントロールカラーを上手に使うためには
全体的にも部分使いにも、適量を守って使用するのがコントロールカラーを上手に使いこなすポイントです。効果を出すためにも、厚塗りしないようにすることが大切です。
また、化粧下地と同じように崩れにくいもの、テクスチャーのよい伸びやすいなじみやすいものを選ぶようにしてください。
使い方やカラー次第でさまざまな効果がある、コントロールカラー。なりたいイメージや、お悩みに合わせて、自分にぴったりのコントロールカラーを見つけてくださいね。