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ファッションもカルチャーも!生まれ変わった「渋谷パルコ」の魅力とは?

 

ファッションもカルチャーも!生まれ変わった「渋谷パルコ」の魅力とは?

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2019年末、池袋パルコ創業から50周年を迎えた記念すべき年に、約3年の休業期間を経て、「渋谷パルコ」がいよいよグランドオープンしました。
年齢や性別のターゲットを絞らず、「新しいこと、人と違うこと、面白いこと、個性を追求する」ことを楽しむ、感性で消費をする都市生活者が世界中から訪れるビルとして生まれ変わりました。
今回は、リニューアルオープンした新生・渋谷パルコの魅力についてご紹介します。

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渋谷カルチャーの発信基地「渋谷パルコ」

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渋谷パルコは、1973年にオープンし、渋谷カルチャーの先駆けとなったファッションビルです。
1980年に一世を風靡したデザイナーズブランド(DCブランド)ブームや、1980年代のサブカルチャーブームの先駆けであったほかに、公園通り(パルコとはイタリア語で公園の意味)やスペイン坂、オルガン坂といった周辺の道の名称が名付けられるきっかけともなりました。

そんな昭和から平成にかけて流行や情報の発信基地となった渋谷パルコですが、老朽化により一時休業し、「世界へ発信する唯一無二の“次世代型商業施設”」をコンセプトとし、新しい価値観を提供する場所として令和の時代に再始動することとなりました。

かつてパルコパート1の外壁に使用されていたネオンサインが再利用されていたり、渋谷PARCOパート1とパート3の間にあった道路は「ナカシブ通り」としてリニューアルされたりと、新旧が融合した魅力的な空間となっています。

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次世代型の商業施設「渋谷パルコ」を歩いてみよう!

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新生・渋谷パルコは、地下1階~地上9階と10階の屋上スペースに、「ファッション」「アート&カルチャー」「エンターテインメント」「フード」「テクノロジー」の5つのコンセプトでフロア編成され、193のテナントが入っています。
では、各フロアを詳しくみていってみましょう。

【B1F】CHAOS KITCHEN

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「食・音楽・カルチャー」がコンセプトのレストランフロアで、レコード店やギャラリーを有し、建築家の藤本壮介氏によるデザインの「CHAOS(カオス)」という名の通りに多種多様で不思議な空間となっています。

昼間は純喫茶「はまの屋パーラー」で夜は「Campy!bar」というバーにかわるというお店や、人工知能を用いた日本酒の味覚判定サービス「YUMMY SAKE」を体験ができる「未来日本酒店&SAKEBAR」などが入っています。
クラブクアトロがプロデュースするミュージックカフェ&バー「クアトロラボ」では、5000枚をこえるアナログレコードやCDに囲まれて音楽と食事を楽しめます。

代官山「Ata」の新業態や、立ち食いうどんの名店「うどん おにやんま」、ジビエ・昆虫料理「米とサーカス」なども入ります。

【1F】SHŌTENGAI-EDIT-TOKYO

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世界的に有名な「GUCCI」や「THOM BROWNE」、「LOEWE」などのラグジュアリーブランドが立ち並ぶほかに、80年代~90年代に人気を博したレコードショップ「WAVE」の新たなミュージックプロジェクトのショップも同じフロアにあるという、さまざまなジャンルのショップが楽しい、まさに「商店街」となっています。

夜にはワインバーになるフラワーショップ「THE LITTLE BAR OF FLOWERS (BAR)」やフレンチカフェ「Cafe Marly」、フレグランスライン「メゾン クリスチャン ディオール」のコーナーが内設され、限定品も販売する「DIOR BEAUTY SHIBUYA」などのコスメショップも登場しています。

【2F】MODE & ART

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モードファッションとアートが混在する空間となっています。
UNDERCOVER NOISE LAB(アンダーカバーノイズラボ)」は、メンズ、ウェメンズのコレクションのほかに、「スーアンダーカバー」「ジョンアンダーカバー」「マッドストア アンダーカバー」などのラインナップを展開するUNDERCOVERの国内最大規模のショップとなります。

ISSEY MIYAKE SHIBUYA(イッセイ ミヤケ シブヤ)」も、ISSEY MIYAKEのブランドが集結し、次世代に向けた新しい表現を探るショップとしてオープンしました。

「THE NORTH FACE LAB(ザ ノース フェイス ラボ)」では、専門スタッフによるカウンセリングを行い、3Dスキャンで身体を計測し、世界に一つだけのアウトドアウェアを作ることができる「141CUSTOMS」というサービスも提供しています。

美術手帖」が運営するアートのECサイト「OIL by 美術手帖」の実店舗もあります。
ギャラリー・カフェ・ショップの3つの機能を持ち、アートとの出合いの場となっています。

【3F】CORNER OF TOKYO STREET

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最新の東京発のファッション、ストリートファッションのアイテムが並ぶフロアです。
半分以上のショップが商業施設初出店となります。
「CINOH(チノ)」、「08sircus(サーカス)」といったブランド、「GEYSER PARCO」という次世代育成のスペースには、「ELIN(エリン)」「Greed International Tokyo Store」といったブランドが入っています。

【4F】FASHION APARTMENT

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レディースファッションのほかに、アートやデザインのショップも立ち並びます。
「PORT PARCO」というスペースでは、2007年に渋谷パルコに登場した「mintdesigns (ミントデザインズ)「mintdesigns garage store(ミントデザインズ ガレージストア)が復活し、「sneeuw(スニュウ)」の初直営店が出店しています。

「カルチャーショップ by meetscalstore, acidgallery」では、作り手の思いが伝わるようなわくわくとした気分を感じるカルチャーを販売しています。

2020年3月まで、「Designers POPUP by Metro TOKYO」が出店しています。
東京都の若手デザイナー支援をパルコがプロデュースします。

アート・カルチャーの発信の場として「PARCO MUSEUM TOKYO」もオープンしました。多彩なアーティストによる展示が行われます。

そして、「ほぼ日刊イトイ新聞」による展覧会、映画、演劇、音楽など、東京開催の催し物の中から、今のおすすめをご紹介する「文化の案内所」として、「ほぼ日カルチャん」もオープンしました。

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ほぼ日オリジナルグッズなども購入できるので、連日にぎわっています。
8階の「ほぼ日曜日」では、展示やライブなども楽しめるのでこちらもぜひ合わせて足を運んでみてください。

【5F】NEXT TOKYO

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デジタル時代に対応した、店舗販売とECを併設したオムニチャネル型売り場です。
各店舗に設置されたデジタルサイネージタブレット端末と自分のスマートフォンをリンクさせて、店頭に置いていない商品もスムーズにオンラインで購入できる仕組みになっています。

吹き抜け空間では、コンピューターで制作した3DクリエイティブコンテンツをスマホやAR対応グラスで体験することができます。

【6F】CYBERSPACE SHIBUYA

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ジャパン カルチャーを発信するゾーンとなっています。
任天堂の国内初直営オフィシャルショップとなる「ニンテンドートウキョウ(Nintendo TOKYO)」や最新技術を駆使した「ポケモンセンター シブヤ」、カプコンオフィシャルショップの「カプコンストアトーキョー」、集英社オフィシャルショップ「ジャンプショップ」人気ゲームの書籍やグッズが揃う「刀剣乱舞万屋本舗」など、年齢・国籍問わずに楽しめるフロアとなっており、連日大盛況となっています。

【7F】RESTAURANT SEVEN

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海外観光客も日本の味を体験できる、回転寿司店「金沢まいもん寿司」や、焼肉店 「渋谷焼肉 KINTAN」、ラーメン店「中華そば専門 田中そば店」、ヴィーガン料理専門店「FALAFEL BROTHERS」などが入っています。

また、中目黒にあるショップの2号店となるコンセプトストア「M.I.U. Nº2(エムアイユーナンバーツー)」がレストランフロアに出店しています。
soe×KENTO MORI」の販売、「FACETASM(ファセッタズム)」を手掛けるデザイナーの落合宏理や代々木上原の「ADULT ORIENTED RECORDS」との協業など渋谷パルコならではの展開が予定されているそうです。

【8F】THEATER /CINEMA/GALLERY

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2020年1月、「PARCO劇場」が再び開場します。
旧劇場の約1.5倍の座席数で、オールS席での鑑賞ができます。
こけら落とし公演は、1996年から毎年上演してきた「志の輔らくご」になります。
朗読劇の先駆け、「ラヴ・レターズ~こけら落としスペシャル~」と続きます。

渋谷で2拠点目の新しいミニシアター、「WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)」では、さまざまな良質な映画が上映されます。
映画の枠を超えた”カルチャー”に出会える場所・新しい発見や新しい可能性が無限に広がる場所・どんな色にも染まる無垢な場所がコンセプトとなっています。

ほぼ日刊イトイ新聞」のリアルスペースの「ほぼ日曜日」もこちらのフロアに誕生しました。
展覧会、ライブ、パフォーマンス、カフェ、ワークショップなど、あらゆる「表現」がこちらで開催されます。
好奇心を刺激するユニークな場所となっていくようで、楽しみですね。

【9F】PUBLIC STAGE

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幅広い領域で、社会の第一線で活躍するアーティストやデザイナー、先進的な教育機関が、10代の若者に対して、本質的なクリエイティブ教育を実施する「GAKU」、ライヴストリーミングスタジオ「DOMMUNE」、渋谷のさまざまな社会的課題の解決や未来像のデザインをする組織、「一般社団法人渋谷未来デザイン」が入ります。
次世代の人材の育成にも力を入れている渋谷パルコの心意気を感じます。

 

新生・渋谷パルコの魅力について詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
万人を受け入れてくれる懐の深さがありながら、ファッションもカルチャーも最先端の情報を発信する感度の高いこのビルで好奇心を満たし、感性を磨いてみてください!

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