2019年秋にまちびらき♪南町田グランベリーパークへ行こう!
2019年11月、いよいよ「南町田グランベリーパーク」が誕生します。
東急田園都市線、南町田駅直結の「グランベリーモール」跡地と鶴間公園を中心とした地域が、2年もの大規模な再開発工事を終えて、「まちびらき」する日が間近となっているのです。
施設コンセプトは、「生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~」です。
豊かな自然を感じながら、食・遊び・ライフスタイルなどをテーマにした体験型施設や、商業施設を楽しめる構成となっています。
22ヘクタールほどの面積を誇り、大型ショッピングモールの店舗は以前の約2倍になります。
映画館や公園も併設され、そして、待望のスヌーピーミュージアムもオープンします。
自然と文化が融合した新しい街が完成するのです。
そんな注目の南町田グランベリーパークについて、紹介していきたいと思います。
グランベリーモールからグランベリーパークへ
南町田駅周辺にあった「グランベリーモール」は、2000年に開業し、アパレルや雑貨のアウトレットの店舗を中心として、シネマコンプレックスや飲食店、スーパーマーケットも併設した屋外型アウトレットモールとして人気を博していました。
フランスの大手のスーパーマーケットである「カルフール」が進出したことでも話題になりました。
開業当初は10年の期間限定の施設という予定でしたが、期間は延長され、地域住民の生活の拠点としても利用されてきました。
しかし老朽化が進み、近辺の商業施設の開発が進んでいることから、大幅なリニューアルが必要となっていきました。
そんな中、東京急行電鉄と町田市の共同による「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」が発足し、自然とにぎわいが融合する新しいまちの拠点としたいという想いを込めて「南町田グランベリーパーク」という名称が決定し、再び新しいまちづくりが始まることになったのです。
2017年にグランベリーモールは一時休業し、駅・駅前からショッピングモールと鶴間公園、住宅など、全て再開発することになりました。
長く親しまれてきた南町田駅は、「南町田グランベリーパーク駅」に名称変更され、平日も急行電車が停車するようになります。
駅舎は、開放感ある広々とした近未来的な仕様にリニューアルされます。
ホームドアが設置され、バリアフリーの作りで、安全面も配慮された、より利用しやすい駅になります。
では、南町田グランベリーパークについてさらに詳しくみていきましょう。
大まかに3つのエリアに分かれます。
グランベリーパーク(商業施設)
「グランベリーパーク」は、グランベリーモール同様に屋外型のショッピングモールとなります。
グランベリーモールと比較し、敷地面積は少し小さくなりましたが、2層・3層の構造となり、延床面積は、15万1千平方メートルと従来の約5倍に、店舗面積は5万3000平方メートルと1.5倍以上となります。
グランベリーモールの約2倍以上の230店舗が出店する予定となっています。
駐車場も2100台と、こちらも約2倍のスペースが確保されます。
グランベリーパークの一番の特長は、今人気のアウトドアショップがとても充実するということです。
mont-bellモンベル
まず、グランベリーモール時代にも人気を博していた、アウトドアブランドの「mont-bell(モンベル)」が再出店します。
日本最大級の2250平方メートルの売り場に、クライミングが体験できるモールや、カヤックに試乗出来る人工池が常設されます。
Snow Peak(スノーピーク)
そして、アウトドアブランド「Snow Peak(スノーピーク)」のショップがオープンします。
昭島の「スノーピーク昭島アウトドアヴィレッジ」をさらに進化させた、国内2店舗目となります。
オートキャンプ用品やアパレルを販売するほかに、レストランが併設されるので、買い物も食事も楽しめます。
屋外広場や公園と提携し、豊かな自然に触れ、さまざまなアウトドア体験が出来る機会を共有してくれるそうです。
トイファクトリー
さらに、キャンピングカー&トラベルトレーラー専門店の「トイファクトリー」が商業施設で初出店します。
初の試みとなるキャンピングカーのレンタル事業を開始します。
なんと、こちらでアウトドア用品や食材を調達し、そのままキャンプに出かけることも可能だそうです。
キャンプの初心者から上級者まで買い物や体験をたっぷりと楽しめるこの3店の出店は、アクティブ派にはたまらないニュースですね。
もちろんアウトドアブランドだけでなく、さまざまなニーズに合った、バラエティ豊かなお店が出店します。
また、アウトドアやグルメ、エンターテイメントなど、多様なコンセプトを持つ7つの屋外広場が設けられ、イベントなども開催されます。
ショッピングを楽しみたい人も、体験を楽しみたい人も一日存分に楽しめそうです。
109シネマズグランベリーパーク
最新シネマもグランベリーパークで鑑賞できます。
グランベリーモールの閉館とともに休業していた映画館の109シネマズが、新たなデザインで「109シネマズグランベリーパーク」として戻ってきます。
10スクリーンを備え、最新の快適な施設でバラエティに富んだラインナップの作品が、臨場感あふれる快適な環境で上映されます。
FUN VILLAGE with NHKキャラクターズ
親子で一緒に楽しめる施設も登場します。
セガが手がけるキッズ向けの、「FUN VILLAGE with NHKキャラクターズ」です。
Eテレの人気番組、「いないいないばあっ!」「おかあさんといっしょ」「みいつけた!」など、おなじみのキャラクターと親しみながら学びの体験もできる、日本最大級のアミューズメント施設となります。
鶴間公園
長い間親しまれてきた「鶴間公園」が、駅直結の都市型の公園にリニューアルします。
芝生でくつろげる「さわやか広場」や「にぎわい広場」、人工芝の多目的広場が設けられます。
公園内には桜の木が多いため、春には花見をしながらゆったりとした時間を過ごせます。
境川沿いの水辺の散歩も楽しめます。
また、スポーツで汗を流せるグラウンドやテニスコート、ジョギングコースなども完成します。
子供向けには、「森のあそび場」や「幼児広場」、水遊びも出来る「プライグラウンド」も完成します。
あらゆる年代の人たちが安心して利用できる公園になりそうです。
パークライフサイト
グランベリーパークと鶴間公園の間に「パークライフサイト」という空間が誕生します。
そこには、なんと2年間の期間限定で六本木にあった、チャールズM. シュルツ美術館の分館の「スヌーピーミュージアム」が12月に移転開業します。
ピーナッツやスヌーピーの原画や資料を紹介するほかに、公園に面した緑豊かな環境を活かしたアウトドアプログラムも加わる予定です。
町田市が取り組んでいる、「えいごのまちだ事業」と連携した英語学習の企画もあるそうです。
また、ここでしか買えないオリジナルグッズも販売されます。
スヌーピーファンは、一度は必ず訪れたい場所となりそうです。
スヌーピーミュージアムのほかにも、カフェ、本をシェアできる「まちライブラリー」、ワークショップスペース、児童館などの施設も設けられます。
とても暮らしやすい環境が整いますね。
南町田グランベリーパークについてひと通り見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
アウトドア派やスヌーピー好きの方は特に注目の新しい街が完成間近です。
この秋が待ちきれませんね!