今回は、最近Instagramでもよく見かける “スカーフ” のご紹介です。
柄も人と被ることはほとんどなく、お値段もお手頃で、
今季はぜひチャレンジしていただきたいアイテムです。
難易度が高そうなイメージや、
間違えると古風なコーデに見えてしまうこともあるので、
失敗しない取り入れ方をチェックしていきます!
初心者へのおススメ
慣れていない方がいきなり首元にスカーフを取り入れるのは、
少し難しいと思ったり、
どんな風に取り入れたらよいか悩むのではないかと思います。
無理している感が出てしまうと恥ずかしいですよね。
アレンジによっては古風にも見えてしまうので、
最近のトレンドファッションアイテムとして
全体コーデに自然と馴染ませる方法をチェックしていきます。
大判のスカーフは様々な結び方をするときに
長さがあるので使いやすく、
幅広く活躍してくれるのですが、
初心者が首元に使う場合は
小さ目のスカーフをおススメします。
首や腕に巻くのにちょうどよいサイズや、
最近のスカーフは、ほぼ45cmのミニサイズのものが多く出ていますよ。
また、三角のスカーフや、細長いスカーフなどもあります。
アパレルショップの小物としてお店にあることが多いです。
小ぶりなスカーフであれば、
首元の他にバッグに巻き付けるアレンジも
入りやすいと思います。
まずは、スカーフを身に着けることに “こなれる” ことで、
コーデの幅を広げてみてください。
今季に使える”首元スカーフの巻き方”
❖スカーフを巻く前に
スカーフを巻く前には、
まずスカーフを折りたたみ、結びやすい形にします。
今回は、スカーフの基本の折り方、
“バイアス折り”からレクチャーしたいと思います。
スカーフを細長い形にしていきます。
この“バイアス折り”を作ってから
いろんな結び方へ展開していくパターンはとても多いです。
❖巻く前の準備
【バイアス折り】
“バイアス折り”の折り方はいろいろありますが、
一番きれいで簡単な方法をご紹介します。
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①スカーフの裏が表になるように平らに開き、
菱形向きに置く
②上下の角を中心でくっつけるように山折りにする
③更に下側を中心まで折る
④そして上側を底辺まで合わせて折る
⑤③④を繰り返す
⑥細長い棒状に仕上がる
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❖おススメの結び方
【ループノット】
基本中の基本と言われるスカーフの巻き方です。
結び目がネクタイのようにスマートに見えるので、
大人っぽい雰囲気の首元になります。
バンダナや硬めの素材に変えると、
よりカジュアル感あるコーデになります。
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①端から数センチの箇所で緩めの“ひとつ結び”を作る
②そのループに、反対側の先端を通す
③形を整える
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★結ぶ位置をチェンジすると簡単イメチェン
・サイド・・・こなれ感
・真ん中・・・きっちり感
・真後ろ・・・今季最もおススメのトレンド感
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★アレンジ
・ネジネジしてから巻く
・結び目をリングで留める
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スカーフはアクセサリー代わりに
首元以外にもアクセサリー感覚で取り入れてみましょう!
❖ヘアアクセサリーとして
・ヘアゴムの結び目隠し
・ヘアバンドのように巻く
・編み込みで髪の毛と一緒に編み込むアレンジに使う
❖ウエストマーク
・パンツやトレンチコートのベルトとしてウエストマーク
・ゆるめのニットやサーマル、
ワッフル生地のトップスなどの上からウエストマーク
だぼっとしたシルエットが引き締まり、
ウエストラインで女性らしさが出ます。
❖バッグのアクセントにも
・バッグ・リュックなど、
お手持ちのバッグのチャーム代わりに
高級感が出てエレガントになります。
・バッグの持ち手をスカーフでコーティング
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①バイヤス折りしたスカーフの端を、
持ち手に片方に結びつけます。
②そのままグルグル巻いて、
持ち手をコーティングしていきます。
③最後の端を持ち手に結んで固定します。
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スカーフを取り入れてみたいコーデ
こちらで紹介させていただくアレンジは、
全て基本の“バイアス折り”で細長くしてから結ぶコーデです。
難しいテクニックではなく、
取り入れ方をアレンジしているので、
すぐに真似できますよ!
❖トレンチ×スカーフ【後ろでリボン結び】
トレンチコートは、とくにスカーフと相性抜群です!
まだチャレンジしたことがない方には、
今季絶対に試して欲しいコーデです!!
【最もおススメのアレンジ】
一番おススメなのは、今季のトレンド感が出るアレンジをご紹介します。
- 後ろ結び
トレンチコートのベルトホールにスカーフを通し、
ウエストを緩くストレッチするように
後ろでリボン結びするアレンジです。
前開きでの着こなし時には
ウエストラインを絞ってスッキリシルエットに見せるために
付属のベルトを後ろで結ぶのは定番中の定番ですよね。
ですが今季は、そこにスカーフを取り入れて
華やかさをプラスするのが
なんともトレンド感たっぷりのコーデになります。
後ろ姿がかわいく決まり、インスタ映えもバッチリです。
- 前結び
前結びは、
コートの前を閉じるときに合わせて欲しいアレンジです。
こちらもベルトホールにスカーフを通し、
前で固結びやリボン結びをします。
ファッションサイトではスカーフのアレンジとして
今季見かけることがあるテクですが、
街中ではまだあまり見ないテクです。
すごくオシャレに見えて、
ファッション上級者感があります。
❖マリンスタイル×スカーフ【首元“ループノット”】
今季はマリンスタイルもよく見かけます。
【おススメのアレンジ】
ボーダートップスにフレアのロングスカートを合わせると、
一気にマリン感が出るコーデになりますよね。
爽やかでこれかたの季節に使えるコーデです。
そこに、ミニサイズのスカーフを基本中の基本の結び方、
“ループノット”でサクッと首元にプラスしてみてください。
さっそく真似したくなる大人のマリンスタイルです!
❖無地ワンピース×スカーフ
必ず大き目のスカーフを使ってください!
無地ワンピというところがポイントだと思います。
シンプルなワンピースに、
大胆な柄・色のスカーフを合わせ、
思う存分スカーフを主役にしてください!
ワンピースの型は、
Aラインでも、シャツワンピでも、バルーン型でも、
なんでもオーケーです。
【おススメのアレンジ】
そこに、大き目のスカーフを使って“バイアス折り”にしたスカーフを
首元にアレンジします。
- 結ばずに流す
“バイアス折り”にしたスカーフを首に掛けるだけです。
無地ワンピースの上でスカーフの柄が鮮やかに映えて、
一気に優美な華やかさが出ます。
大人っぽくて素敵なコーデです。
- “ループノット”、“固結び”、“セーラー巻き”
“セーラー巻き”は、三角に折ったスカーフを肩にはおり、
両端を胸のあたりで結ぶ方法です。
今回の紹介の中では
唯一“バイアス折り”の準備をしない結び方なのです。
スカーフの面が大幅に出ることで、
柄面を大きく大胆に見せることができ、
華やかなイメージになると思います。
“固結び”は結び目を首の真後ろに持ってくると、
長く垂れたスカーフが背中で揺れて、
後ろ姿が魅力的になります。
とくに、背中が大きく開いたワンピースとの
相性が良い気がします。
いかがでしたか?
今季はスカーフのアレンジ上手になり、
ファッションコーデの幅を広げてみてください!