顔の印象を大きく変えるのが “眉メイク” です。
手軽に変えられるパーツなので、
コーデや出したい雰囲気によって自在にアレンジができます。
そして、自分に一番似合う “眉メイク”を見つけて欲しいと思います。
スタンダードに理想とされる基本の眉知識をはじめ、
シチュエーションに合わせた眉メイクをご紹介します。
黄金バランスの “基本位置” がある
顔が美しく見えるための “基本位置”というものがあります。
これがズレていると、魅力的なメイクにはならないそうです。
基本位置を抑えつつ、自分に似合う太さ、形を見つけていくことが大切です。
直線眉・アーチ眉に分けて解説していきます。
❖眉山
・直線眉…黒目の外側のフレーム~目尻の真上の間
・アーチ眉…黒目の外側のフレームの真上前後
❖眉頭
小鼻の真上あたり
【イメチェン】
・凛々しく見せたいとき…1~2ミリ程度内側
・やさしくおだやかなに見せたいとき…1~2ミリ程度外側
【眉頭の角度にも注意】
・直線眉…60~80 度が目安
・アーチ眉…45~60度が目安
❖眉尻
・短め眉…口角と目尻を結んだ延長線上
(短めの眉は、顔立ちを幼く演出する効果がある)
・長め眉…小鼻と目尻を結んだ延長線上
【眉尻の高さにも注意】
・下眉頭と同じ高さか、それよりも少し上が理想
【下眉頭との位置関係】
眉尻が下眉頭よりも低いと、目尻が下がって見えたり、間が抜けた顔に見える
位置だけではない、 “プロポーション” にも理想がある
眉の基本位置をおさえたところで、次は “プロポーション” です。
❖眉頭から徐々に細く
・眉頭が一番太く、眉尻に向かって少しずつ細くなり、眉尻が一番細くなるのが理想
・眉頭を一番太くすることで、顔の重心を中央に寄せ、目鼻立ちが際立って見える
【NGな例】
・眉尻の方が太い眉…顔の重心が外側になり、目と目が離れ平面的な顔立ちに見える
・眉頭~眉尻が同じ太さ…顔の立体感が失われたり、どこか野暮ったい印象に見える
❖眉山を一番高く
・眉の中で一番高くしたいのは眉山
・眉頭~眉山にかけて上昇させ、眉山~眉尻にかけて斜めに下げるのがポイント
【NGな例】
・眉山よりも眉頭が高い… ”困り眉” になるので要注意
❖眉尻は下げすぎない
・目尻や頬が下がって見えたり、間の抜けた表情に見える
【下眉頭との位置関係】
眉尻は下眉頭よりも下がらないようにするのがポイント
4つのタイプ別、眉メイク
4つのタイプ別に、理想の眉の作り方をご紹介します。
❖ナチュラル
黄金バランス通りに描き顔全体のバランスを取ることで、すっきりと見せる
眉頭、眉山は薄く書き足す程度にし、角感を出さないことがポイント
直線ではなく、ふんわりとした線で描く
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ふんわりと描き、角感を抑える
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❖キュート
女性的なやさしい印象の顔立ちに見せることができる
眉頭はぼかしたいため、自眉にやや濃さを出す程度にとどめる
全体的にアーチを意識し、短めに描く
(短めの眉は、顔立ちを幼く演出する効果がある)
眉山は作らず、目尻の上あたりから曲線的に、眉頭と同じ高さまで下げるのがポイント
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曲線を意識し、眉尻はやや下げる
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❖クール
強い意志のある、凛とした顔立ちに見せることができる
直線的なライン感と、しっかりと描いた眉山がポイント
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直線を意識し、眉山をしっかり描く
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❖清楚
眉毛を太くすることで目元の印象を強め、幼い顔立ちに見せることができる
目と眉毛の距離を近づけるため、自眉の下側を書き足し、太さを出す
眉山は作らず、目と平行な一本の線のように描くことがポイント
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自眉の下側に書き足し太さを出し、目と平行なラインを描く
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いかがでしたか?
眉メイクには、基本やポイントがあります。
「自分に似合う眉」を描くには、まず知識をおさえて研究することが必要です。