パチっと静電気に負けないおしゃれ!
パチっと憂うつな静電気をふき飛ばせ!
冬のおしゃれにつきものな静電気。
洋服にまとわりついたり、モノに触れた時にパチッと放電したりと、女性にとって厄介な存在です。
そこで今回は、洋服の選び方やアイテム紹介など、静電気を防止したい時に役立つこと間違いなしの情報を紹介します♡
◆静電気が起きる理由
静電気とは、人や物に電気がたまった状態、またはそのたまった電気のことをいいます。
この静電気が起こる仕組みは、物質同士が摩擦や接触した際に、物質の持っていた電気のバランスが崩れることで発生します。
◆なぜ冬に起きやすい?
静電気は湿度が高ければ、その水分を伝わって地面に逃げてくれます。冬は湿度が低いので乾燥している状態です。
そのため衣服にたまった電気が逃げられないので、体に電気がたまりやすいのです。
具体的に静電気が発生しやすい、湿度と気温を数字で表すと
・湿度が20%以下である時
・気温が25度以下の時
と言われています。
冬は寒いので、静電気が起こりやすいセーターなどを着ていますから余計に電気がたまります。
夏に静電気を感じないのは、湿度が高いことと電気がたまりにくいものを着ていることが理由です。
◆コーデで防ぐ
衣類には、静電気が起きやすい組み合わせと起きにくい組み合わせがあるのです。
①静電気が起きやすい組み合わせ
スカートやフリースなどに使われているポリエステルは、マイナスに帯電しやすい素材です。
逆に、タイツやセーターなどに使われるナイロンやウールはプラスに帯電しやすい素材なのでこれらの衣類同士を組み合わせると静電気が発生しやすくなります。
・ポリエステルスカート+ナイロンタイツ
・ポリエステルコート+ウールセーター
このような組み合わせの場合、スカートがまとわりついたり、コートを脱ぎ着する時にパチっと静電気が起きてしまいます。
②静電気が起きにくい組み合わせ
ウール+ウールなど、同じ素材の衣類で組み合わせるのがポイントです。
また、帯電しにくい綿の衣類をコーデに取り入れるのもオススメです。
・ウールニット+ウールのストールやマフラー
・ポリエステルのフリース+綿素材のシャツやロンT
同素材もしくは綿を組み合わせることで、静電気を軽減することができます。
◆アイテムで防ぐ
①柔軟剤
洗濯時に柔軟剤を使うと、衣類の繊維の表面に柔軟成分が吸着します。
この柔軟成分は潤滑油の働きをするので、衣類同士の摩擦が少なくなり、静電気の発生を抑えてくれます。
そして、繊維の表面に電気を外に逃がす層もできるので、衣類に静電気がたまりにくくなります。
②静電気防止スプレー
持ち運びもできる便利アイテム。
外出中に静電気が気になったときや、家庭で洗濯ができず柔軟剤が使えない衣類にも使用することができるので、使い勝手がよいです。
同素材の組み合わせがいいと言っても、手持ちのコーデで難しい日は、ぜひ使用してみてください。
中にはヒアルロン酸など肌に良い成分が配合されているスプレーもあります。気になる方はそういった商品を選ぶと安心でしょう。
③静電気防止アクセサリー
ヘアゴムやブレスレットなど、最近ではおしゃれで可愛いいデザインのものが増えてきました。その日のコーデに合わせて付け替えて楽しんでみてください。
ストレスフリーな冬のおでかけを♡
静電気が気になって、気に入っているけどクローゼットの奥にしまいこんでしまった衣類があれば、まずはタグで素材を確認しましょう。
静電気の起こりにくい素材の服で組み合わせ、静電気防止アイテムを活用して、静電気の憂うつを吹き飛ばして冬のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか!