◎美髪の作り方
◎正しいヘアケアの仕方
◎潤いつや髪にかかせないヘアケアグッズ
◎美髪の作り方
髪のコンディションは加齢とともに変化していきます。細くなったりハリやコシがなくなってきたり、年齢を重ねるごとに悩みがでてきます。
髪が薄く、細くなる原因は遺伝も考えられますが、大きな原因となるのが男性ホルモンです。特に女性の場合は加齢と共に、女性ホルモンの分泌量が徐々に減少し、男性ホルモンの量が増えていきます。
これにより、髪の成長に大切な毛乳頭細胞に成長を妨げる信号が送られ、成長期での髪の成長量が減り、徐々に抜け毛や薄毛が増えてしまうのです。
そこで潤いつや髪に効果的なエイジングケアや日常のヘアケアの見直し、美髪の作り方をご紹介します。
女性ホルモンの一種のエストロゲンは髪のハリ感やツヤ感をはじめとする、健康的な髪を保つために必要な女性ホルモンです。エストロゲンを増やすためにサプリメントで補うこともできますが、まずは毎日バランスのいい食事を心掛けて、女性ホルモンの分泌量を増やし、つや髪を手に入れましょう。
【女性ホルモンを増やす食材】
1、大豆製品
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは体内で女性ホルモンと同様のはたらきをします。豆腐や納豆など大豆加工品は安価で消化にも良く、お腹にも優しい食品です。
2、マグロやカツオ
マグロやカツオなどに多く含まれるビタミンB6は、エストロゲンにはたらきかけ、女性ホルモンのバランスを整える働きをもっています。
3、かぼちゃやナッツ類
ナッツ類に多く含まれているビタミンEは、卵巣や脳下垂体に直接作用し、女性ホルモンのバランスをととのえる効果があると言われています。ビタミンEは抗酸化作用も期待できるので、アンチエイジングにも効果を期待できます。
4、アボカド
アボカドにはマグネシウム、ビタミンE、ビタミンB、葉酸、食物繊維、カリウムなどホルモンのバランスを維持するために重要な成分が豊富に含まれています。
5、良質な油
女性ホルモンの材料となっているのはタンパク質とコレステロールです。油を食事でとることで体内でコレステロールに変化し、これが女性ホルモンの材料となります。クルミなどのナッツ類、オリーブオイルなどから良質な油を摂取することを心がけましょう。
【NG食材】
1、インスタント食品
化学調味料の多いインスタント食品は、取り過ぎると体内で必要なミネラル分を奪いミネラル不足になります。しかし忙しくて疲れているとき、インスタント食品は食生活の強い味方です。一品サラダを付け加えるなどうまく付き合いましょう。
2、冷たい物
お風呂上がりの冷たい飲み物やアイスクリームはとてもおいしいです。しかし、冷たい物の取り過ぎは気をつけましょう。体を冷やすと自律神経の働きに支障をきたすことがあり、このためホルモンバランスを崩しやすくなります。冷たい物もいいですが、趣向を変えて暖かいお茶を飲んでみましょう。
毎日の食事に気を遣うのは難しい方は、新しい食習慣に豆乳を加えてみましょう。
豆乳は飲み物であることから手軽に取りやすく、毎日負担なく続けることでストレスフリーに女性ホルモンのバランスを整えてくれます。無調整豆乳はクセが強く初めての方は飲みにくいと思われますので、まずは飲みやすい調整豆乳やコーヒー味やアーモンド、バナナなどフレーバー豆乳から取り入れて毎日続けてみましょう。
◎正しいヘアケアの仕方
正しいヘアケア方法を身についていなければ、食事に気をつけたり、いいヘアケア剤を使用していても一向に潤いつや髪は手に入れることはできません。健康な髪は生まれずにツヤもハリもコシすらもない残念な髪になってしまいます。
日常の習慣から見直し美髪をつくるために、普段の生活でできる正しいヘアケアの方法をご紹介します。
1、シャンプーの仕方
髪を洗う前にブラッシング→シャンプー前にお湯で予洗い→シャンプーで洗うのは髪ではなく頭皮です。しっかりと泡立てて指の腹を使って頭皮を洗います→シャンプー以上の時間をかけて40度以下のお湯でしっかりとすすぎます。
2、リンス・コンディショナー・トリートメントの使い方
名前が違うだけで、シャンプー後に使う髪のつや出し剤くらいに思っていたら大間違いです。その働きや効果によって、正しい使い方があります。
<リンス>表面をコーティングして静電気を押さえます
<トリートメント>内部修復をします
<コンディショナー>表面コーティング力に多少の内部修復力がプラスする働きがあります。よってより効果的に使うなら、シャンプー→トリートメント→リンスorコンディショナーの順番に使いましょう。
3、ドライヤーのかけ方
髪は、濡れているときが一番傷つきやすいといわれています。髪が濡れている時は、キューティクルも開いた状態で、内部の水分が蒸発しやすく、ブラシやその他摩擦の影響もダイレクトに響きます。
なるべく早くキューティクルを閉めることが、潤いつや髪には欠かせない条件なのです。タオルでゴシゴシとこすらないことも重要です。
ドライヤーで乾かすのは地肌です。風を当てる向きやあてかたによっては、ツヤだけでなくボリュームコントロールをすることもできます。ボリュームを出したいときには、内側から外側に向かって風を当てることで髪が立ち上がり、ボリュームを抑えたい時はその逆になります。くせ毛が気になる時は、少し下に引っ張りながら上から下へ風を当てることで、癖を伸ばすことができます。
全体のおよそ8割から9割が乾いたら、仕上げとしてドライヤーの冷風を全体にかけて開いたキューティクルを引き締めてあげることで髪のツヤ感を一気に増すことができます。早速実践してみましょう。
◎潤いつや髪にかかせないヘアケアグッズ
美しい髪でいるために、日々ヘアケア剤に気をつけている女性も多いのではないでしょうか。毎日の食事や日常習慣を見直したお後は、自宅でできるおすすめなヘアケアグッズをご紹介します。
1、haru黒髪スカルプ・プロシャンプー 400m ¥3,600
洗浄成分以外にもハリコシ感をアップさせカラーやパーマの残留液を除去して持ちを良くする効果があります。また消臭、育毛効果、白髪改善効果が期待できるノンシリコンシャンプーです。リンスが入らないコストパフォーマンスが高いシャンプーです。
2、ukaヘアオイルミスト オンザビーチ 50ml ¥3,500
油分と水分をバランス良く補給してくれる、2層式のオイルミストです。すっきりと甘い香りで、男女問わず愛される人気ヘアグッズです。紫外線による髪の色落ちを防ぎ、ダメージを補修しなが、髪をツヤ感のあるまとまった状態に導いてくれます。
3、エトヴォス リラクシングマッサージブラシ ¥1,600
頭皮のツボを、心地よく刺激しながら洗髪できる、マッサージブラシです。健康的な頭皮環境へ導いてくれるアイテムです。
4、アヴェダ パドル ブラシ ¥2,800
頭皮に心地よく刺激を与えてマッサージできる名品です。血行が促進され、髪につやとハリを取り戻してくれます。使い心地の良さと、美しい髪の変化を実感できるアイテムです。
5、ジョンマスターオーガニック ヘアスプレー 236ml ¥3,500
カールヘア、ボリュームUP、ラフスタイルなど、どんなスタイルも髪をダメージケアしながらキープしてくれます。アロエベラ液汁などの植物成分配合で、髪に栄養を与えながら湿気から守り、切れ毛などを防ぐ万能スプレーです。爽やかなベルガモットの香りで、肌にも優しいヘアグッズです。
6、資生堂 ベネフィーク ヘアトリートメント II(C) 350g ¥3,500
エイジングヘア用のコクのある集中トリートメント剤です。美容成分が頭皮循環を高め、さらにトリートメントがダメージヘアの芯に密着してしっかりと補修してくれます。しなやかで手触りのいい美髪へ導きます。
7、パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA99
広がりやすい毛先をするんとまとめ、髪に艶を出します。さらにスカルプモードで頭皮のケアまで可能です。びっくりするほどの艶としっとり感に仕上がります。
8、ベースメントファクトリーデザイン CARE PRO(R)〈ケアプロ〉 ¥28,000
髪の内部にトリートメント剤を入れ込むヘアケア家電です。超音波でトリートメント剤を低分子化させてから浸透、赤外線で温めて補修力をアップさせています。どんなトリートメント剤でも使えるので一家に1本欲しいアイテムです。
美髪作りのためには日々コツコツとヘアケアすることが大切です。潤いつや髪を手に入れると、毎日気分が良い朝を迎えることができます。正しい知識と実践できるヘアケアを今日から始めてみましょう。