スカーフを試してほしいワケ
マフラーやファーはまだ早いけど首元が寒い、けど室内に入ると暑くなるからタートルネックは着たくないな・・・とクローゼットの前で悩んでいませんか?外は寒いけど室内や乗り物は暖房で暑かったり乾燥していたりと、着るものに迷う季節です。
そこで、活躍するのが「スカーフ」です。スカーフは、保温性・保湿性に優れており、まさにこの季節にピッタリのアイテムと言えるのです。
注目のスカーフブランド
■A PIECE OF CHIC/ピースオブシック
“Made in France With Elegance”がコンセプトのフランス・リヨン生まれのスカーフブランドです。
1930年代~60年代のヴィンテージからインスピレーションを受けたデザインは、エレガンスからカジュアルまで幅広く、性別・世代を問わず多くの人から愛されています。
綾織のシルクツイル100%という高品質で、製造はすべてフランス国内というこだわりようです。
古典的な幾何学用や花柄模様から、建築物や身近な雑貨など幅広いデザインが人気です。
例えば、落ち着きのあるカーキ地に理容店で使われるハサミやコームなどの道具をブラックで描いたスカーフは個性的な1枚。額に入れて飾っておきたくなるほど、見ているだけでワクワクしてくる感じがします。
専用ケースも、モノトーンで高級感ある作りになっているので、プレゼントにオススメです。
■manipuri/マニプリ
ヴィンテージスカーフに魅了されたデザイナーが2012年に設立した日本のスカーフ&ストールブランドです。
エレガントな雰囲気を残しつつ、現代風にアレンジされたデザインが特徴で、サイズや素材などシーズンごとに進化しています。
スカーフを広げてみると、部分ごとにデザインが異なっており、どの巻き方・使い方をしても綺麗にモチーフが見える計算がされているので長く楽しむことができます。
中でも、パッと目を惹くあざやかな黄色地に、草木や羽ばたく鳥達が描かれた繊細な1枚はコーデに取り入れるだけで一気に華やかさを増してくれます。落ち込むことがあった時でも、首元に巻くだけで元気が出てきそうな素敵な色使いです。
ひとつの柄で複数のカラーを展開しているものもあるので、きっと自分にぴったりのものを見つけることができるでしょう。
おしゃれなアレンジで手持ち服を格上げ
■ベルトアレンジ
今年の秋冬はロング丈のボトムスやワンピースなどがトレンドですが、ぜひ試してほしいのが「ベルトアレンジ」です。
結び目を背中に回せばキレイ目に、前で垂らせばカジュアルな雰囲気になります。また、ウエスト位置より少し高めで結ぶことで、脚長効果はもちろん全体のスタイルをスッキリ見せてくれます。
ついつい、周りと同じようなベルトになりがちなので、スカーフならではの柄や色で周りと差をつけましょう。
■小さめに。首巻きアレンジ
大きめに結ぶより、細く巻いたスカーフで小さめに結ぶのがコツの首巻アレンジです。ふんわりした大きい結び目になってしまうと、ドレッシーな印象になってしまうので、カジュアルなるコーデを楽しみたいなら、結び目は小さく・スカーフは細く巻きましょう。
また、巻く位置も印象が変わるので重要です。短く巻くとクラシカルに、鎖骨より下で結ぶと抜け感のあるこなれた雰囲気になります。
より寒くなってきたら、オフタートルの下に巻いて色や柄でポイントにしてもオシャレです。
■手首・足首巻きにチャレンジ!
もうちょっとさり気なくスカーフを楽しみたい!という方には、小さめのスカーフを用いてできるアレンジをご紹介します。
長袖・靴下の端からチラッと見せる、その名も手首・足首巻きです。細く折りたたんだスカーフを、手首と足首に巻くだけの簡単アレンジです。ポイントは、あくまでもチラッと長袖の下・靴下の下から見せることです。
服の上から、足首・手首に巻いてしまうと、やりすぎ感が出てしまいます。お気に入りのバッグやアクセ・靴とさりげなく色を合わせることができるので簡単でおススメです。
1枚から広がる世界
スカーフといえば、イメージする柄や色があったと思いますが、今回ご紹介したブランドはいままでの固定観念を打ち壊す現代に見合った新しいデザインを発表している革新的なブランドばかりです。
スカーフアレンジも、1枚の布だからこそ広がるアイデアがたくさんあります。お気に入りのスカーフで、いつものファッションをより楽しくしていきましょう。