大宮の街の魅力
大宮といえば埼玉県最大のターミナル駅であり14路線も乗り入れているということからも毎日多くの利用者が集まるエリアですよね。
新幹線も在来線も通っているため埼玉県以外の人も旅行や出張などで利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
大宮は池袋や新宿などの都心までも30分もかからない近さから大変人気のエリアです。
東京エリアへの通勤率も26%と埼玉と東京を繋ぐ重要なスポットということがわかりますね。
駅の周辺にはファッションビルなどの商業施設が賑わっています。
駅ナカや老舗百貨店、ショッピングモールやディスカウントショップと、種類も豊富です。
オシャレを楽しむうえで何でも揃うのでわざわざ都心へ行かなくても大丈夫なくらいです。
東京の影響を受けつつ独自のカルチャーを発展してきた街でもあります。
一方では歴史的には大宮は大変古い街で、2400年以上続く氷川神社があることは有名です。
鳥居前町として栄え、また江戸時代以後は中山道の宿場町として発達しました。
今もなお歴史が息づく街並みが特徴で氷川神社付近には緑も多く閑静な住宅街になっています。
都会的な発展と歴史を合わせ持つ大宮ですが、関東で住みたい街ランキング2018では総合9位となり埼玉県の中ではもちろん圧倒的トップを維持しています。
県文化施設、商店街、百貨店、公園など、生活に必要なものがすべてそろっているのは魅力です。
ショッピングタウン大宮。ファッションの中心は東口から西口へ
大宮駅をでて東口と西口では街の印象がガラリと異なります。
簡単にいうと東口は昔の昭和レトロのような雰囲気が漂うのに対し、西口は近代的な印象な街並みになっています。東口も西口も商業地であることには変わりないのですが街のイメージに大きな違いがあります。
東口は氷川神社がある方ですが門前中町で栄えたエリアでもあるためその名残もあり昔ながらの繁華街が広がっています。
駅前には「一番街」「すずらん通り」「さくら横丁」など、路地や横丁が多く延びていて個人店も多く出ています。
東口を代表する商業施設として有名なのは駅から徒歩圏内の「高島屋」になります。
1970年に開業しショッピングの中心として栄えました。
高島屋が開業する4年前に当時大宮で最も大きい本格的デパートと称されていた「大宮中央デパート」も東口にオープンしましたが、昨年閉館。今ではこの高島屋のみが東口の顔として親しまれています。
今の高島屋は年齢層は高めでファッションに関してはマダム向けのブランドが多くなっています。
西口を代表する商業施設には「大宮マルイ」、「そごう大宮店」、「大宮マルシェ」などがあります。
西口は以前は木造住宅や商店が混在した街でしたが、1980年代以降再開発によって整備され近代的な街並みになりました。
西口2階を出るとペディストリアンデッキが延びていて、商業施設と結ばれているため駅直結で便利です。
再開発後、徐々に東口から西口へ人の流れが移り5倍以上差があった利用者が逆転したそうです。
大きな転換点になったのがうなずけますね。
今の「大宮マルイ」は若者がターゲットなのでINDIVIなど20代から30代の働く女性をターゲットにしたファッションブランドが多く入っていたり、またファミリー層に人気のGAPもあったりと幅広い年齢層にマッチしています。
また「大宮アルシェ」は1994年に開業しFMラジオやNACK5が入っていたり、ギャル系ブランドのショップも多く入っていることから渋谷の109的な存在として人気があります。
大宮駅自体も駅ビルの「ルミネ」やエキナカ施設の「エキュート」などのショッピング施設が充実しています。
ルミネは20代女性に人気のアパートバイローリーズ、ナイスクラップなど入っていて流行のファッションやコスメを多く展開しているのでオススメのショッピングセンターとなっています。
駅から西口までここでご紹介しただけでも沢山のショッピングスポットがありますよね!
欲しいものを探したり、流行のものをみつけたりするのにも最高の場所といえます。
時代の流れとともにファッションの中心は西口エリアに移っていきましたが、現在も大宮の街は年齢層問わずショッピングをする人でにぎわっています。
これからの大宮はますます熱いエリアに!
沢山の魅力と人が集う大宮の街ですが、今後注目したいのがさらに進められている再開発です。
すでにオフィスビルや商業地として栄えていますが、東口も西口も益々進化することが期待されているエリアなのです。
東口は昨年の中央デパートの閉館により跡地を利用した再開発の話が進んでいます。
昭和の面影が残る東口の駅舎は18階建ての駅ビルに生まれ変わり、市民会館やコミュニティー機能を盛り込ませ、2021年10月の完成を予定しているそうです。
また、西口も着々と再開発が進み、日本郵便の地上20階建てのオフィスビルが完成しています。
子育て世代にもうれしい乳幼児の子育て支援を目的とした「のびのびプラザ大宮」という施設もすでに開設しています。
暮らしやすさを大切にした街づくりといえますよね。
いかがでしたでしょうか。
今後もますます発展する大宮の街に目が離せませんね。
様々な顔をもつこのエリアでは便利さを兼ね備えながらさらに進化していくことが予想されます。
魅力ある街には自然と人が集まりますしそこから新しい文化も生まれそうですね。
通勤や通学、また観光でもゆっくり立ち寄ってみてはいかがでしょうか。