ヘアアレンジの前のベース作りがコツ!
セルフヘアアレンジの場合、美容師さんのように完璧・スピーディにはできないこともあります。
そんな時には、簡単なセルフアレンジでも上手く見えるような工夫があるそうです。
◆ベース作りは、「髪の毛を巻く」こと
まず、アレンジ前の大切な一手間として、「髪の毛を巻く」のが初歩的な「コツ」!
シンプルなヘアアレンジでも結婚式やパーティに映える、華やかな髪型に仕上げることができます。
巻き髪を作るにはヘアアイロンが、ウェーブヘアを作るにはコテが向いているそうです。
是非ベースを作ってからアレンジを始めてみましょう。
◆ベースづくりの便利アイテム3つ
「スタイリング剤」
髪の毛が傷まないように保護するためと、巻き髪の持続効果にスタイリング剤を使うことをお勧めします。
市販のもので十分です。
「ヘアクリップ(ダッカール)」
髪の毛を巻くときに、毛束を分けて、ブロッキングするために便利なアイテムです。
アレンジ中に、片手でも簡単に使えるタイプが使いやすいと思います。
「手鏡」
毛束を分けるとき、髪の毛を巻くとき、手鏡で確認しながら進めると、
毛束の偏りや巻き残しの確認などができて、とても便利です。
特にヘアアレンジに慣れていない方は、アレンジ中に後ろ髪の状態が気になるものです。
もし、三面鏡があれば、手鏡を手で持つ手間が省け、更にスムーズに作業が進められます。
◆コテで巻くときのコツ
「コテ」のチョイス
コテの太さは、19mm・26mm・32mm・38mmの4種類ほどから、
髪の毛の長さに合わせて選ぶと失敗がありません。
少し細めでチョイスした方が、髪の毛全体にボリュームを出しやすくなります。
意外と気にしていないかもしれませんが、温度については150〜190°Cのものがおススメです。
スタイリング剤の使い方
髪の毛全体につけていきます。
スタイリング剤がしっかりと髪に馴染んでから、髪を巻き始めるようにします。
毛束を作り、ヘアクリップで留める
最初に、頭全体の上下に分けて、下の髪の毛から巻いていきます。
そのため、上の髪の毛は、下の髪の毛に混じらないように、ヘアクリップで留めておきます。
顔回りやサイドの髪の毛を、しっかり留めておいた方が作業しやすくなります。
髪の量が多めの方は、もう少し細かく分けても良いかもしれません。
下の髪から巻く
内巻き・外巻きを交互に混ぜて「ミックス巻き」にすると、
偏りなく、全体のバランスが取りやすくなります。
下の髪が巻き終わったら、上の髪も巻いていき、全体を仕上げます。
手ぐしで全体をほぐす
最後に、内巻きと外巻きが自然に混ざるように、手ぐしで全体をほぐします。
「コツ」としてのベース作りのご紹介は、いかがでしたか?
そんなに難しくはありませんよね。
コテやアイロンを使った一手間を入れることで、
簡単なアレンジでもお呼ばれヘアスタイルを作ることができます。
ヘアアレンジ前には、是非、ベース作りを取り入れてみてください!
簡単にセルフアレンジするための、5つのテクニック!
自分でできる!というところが今回のご紹介のポイントです。
ヘアアレンジ前のベース作りでひと手間掛けた後は、使える5つのテクニックを伝授します!
簡単セルフヘアアレンジとして、誰にでもすぐにできるテクニックです。
「くるりんぱ」
ここ数年、すっかり定着した「くるりんぱ」という言葉!
作り方も簡単で、ゴム1つあればできるという、とても優れたテクニックですよね。
皆様、既に日常的に取り入れられている方がたくさんいらっしゃると思いますが、ゴージャス感の出せる「くるりんぱ」は、結婚式・パーティのお呼ばれヘアアレンジとしてももってこいです。
「編み込み」
「三つ編み」というと、「おさげ」のイメージですが、それよりもひと手間掛けた「編み込み」は、アレンジの幅を広げてくれます!
へトップから取り入れることができるので顔回りを華やかに見せたり、バックスタイルに大きな編み込みを作ることで、どの角度から見ても手の込んだスタイルに仕上げることができますね。
また、天候の悪い日でも崩れにくい「編み込み」スタイルは、お呼ばれの日のヘアスタイルキープにとてもおすすめなテクニックです!
結婚式後の2次会までの長期間を考えても、綺麗なスタイルが叶います。
「ねじねじ」
「編み込み」には多少の慣れが必要になりますが、そんな方におススメしたいのが、もっと簡単にできる「ねじねじ」です!
毛束を取ったら、根元から毛先まで「ねじねじ」とねじっていくだけの簡単テクニックです。
少量の毛束で「ねじねじ」するるもよし、ボリュームを出したい方は、多めに毛束を取って「ねじねじ」することも可能です。
固定した後には、ねじった毛束をところどころ引っ張り出し、フワッとしたボリュームを出すことでゴージャスにアレンジできます。
「シニヨン」
「シニヨン」という言葉、ご存知の方は多いと思いますが、実はフランス語だったのですね。
日本語にすると、ポニーテールをねじってまとめた『まとめ髪』のことになるそうです。
結婚式などのお呼ばれヘアで作るときには、完全なる『まとめ髪』よりも“ゆるさ”を少し意識してみると、上品なボリュームが出て華やかになります。
また、カッチリしすぎない”今っぽさ”や”こなれ感”が出せますよ。
”ゆるさ”は、「シニヨン」部分だけではなく、ポニーテールにまとめたヘアトップにも、ぜひ出してみてください。
こちらのヘアアレンジは、ミディアム〜ロングヘアの方におすすめとのことです。
「ギブソンタック」
「くるりんぱ」から、少しレベルアップしたセルフアレンジとしてのご紹介です!
お呼ばれヘアスタイルをさらに華やかにしてくれるテクニックとなります。
簡単に作り方をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
*作り方*
①「くるりんぱ」にした髪の毛の毛先をゴムでまとめる。
(ロングヘアの場合は、三つ編みにしておくと作業しやすいです。)
②まとめた毛先を、「くるりんぱ」に2重・3重・4重、、、と、毛束が短くなるまで繰り返す。
③ 巻き入れた髪の毛を、ヘアピンなどでしっかりと固定する。
④ 余った毛先があれば、両サイドに分けて髪の毛の下側に隠して留める。
⑤最後に少しずつ毛束を引っ張り、全体に”ゆるさ”を出したら完成!
アレンジテクニックの組み合わせで華やかに!
いかがでしたか?
ご紹介した5つのテクニックを組み合わせることで、さらに華やかなスタイルや、好みのアレンジを自在に作ることができます。
アレンジ後には、ヘアアクセサリーを加えることで、ドレスコーディネートとの統一や、アクセントをつけるのも楽しいかもしれません。
お呼ばれの機会がありましたら、是非ベース作りからセルフアレンジにチャレンジしてみてください!